より専門的になった薬剤師の国家試験

より専門的になった薬剤師の国家試験

薬剤師になるための受験資格が4年制から6年制になり、国家試験の内容も大きく変化しました。
より詳しく、専門的な問題が出されるようになり、出題数も240問から345問と、5割近くも増えています。
薬学を学ぶ期間が1.5倍になりましたので、当然ともいえますが、薬剤師を目指す人はより専門的な知識を求められることになります。
試験は2日間にわたって行われ、薬剤、衛生、病態・薬物治療など、7分野に別れています。それぞれ必須問題と一般問題に分かれており、必須問題が全部で 90問、一般問題の薬学理論問題が105問、一般問題の薬学実践問題が150問、合わせて345問です。
6年制大学を卒業した者と、4年制大学を卒業した者が混在した新制度当初の国家試験では、6年制大学を卒業した者の大半が合格したのに対し、4年制大学を 卒業した者の合格率は半分以下でした。
このことからも、6年制と4年制の知識の差は明らかです。
現在はほとんどが6年制大学を卒業した者が試験を受けるため、薬剤師の国家試験の合格率は非常に高くなっています。
しかしこれは、国家試験の難易度が低いからではありません。
多くの大学で、国家試験に合格するレベルに達していない者は卒業できないため、受験する段階で既に優秀な者が集まっているからです。
こうして毎年数千人の薬剤師が誕生しています。調剤薬局の頭打ち、ドラッグストアの合併、統合などの背景から、薬剤師の就職事情は必ずしも明るいものでは なくなってきています。


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